opening(白神WR)」カテゴリーアーカイブ

勇太17歳。オムニバス。

It’s Show time

「――クリスマスのプレゼントに?」 「はい。我が孤児院で催事を行いたいのですが……」  どんな無茶ぶりだろうか、と武彦は小さくため息を漏らした。まったくもって探偵の仕事ではないのだが、などとも言える相手ではないのだ。   … 続きを読む

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吸血鬼に永遠の眠りを

廃墟のビルの中、満月の輝く夜に似合わない激しい爆音が鳴り響く。 「―ぐっ…こんな仕事、引き受けるべきじゃなかったな…」  左肩に受けた傷を右手で止血しながら、武彦は生温かい自分の血の感触を味わっていた。 「フ…、人間風情 … 続きを読む

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少女の心に巣食うモノ

「だぁかぁらぁ…!」武彦の眉間に皺が寄る。「そこの張り紙!読めねぇのか!?」  武彦の指差す先に貼られた、『怪奇ノ類、禁止』の張り紙は、もはや左上の画鋲が落ち、無残な形のまま壁から剥がれかけていた。  親子で武彦に向かっ … 続きを読む

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忘却の手鏡

「おや、こいつは…―」  不思議な品の中で、一つの鏡が光を放っていた。派手な装飾によって縁を飾られた由緒ある手鏡として蓮の元へと辿り着いた物。 「…“忘却の手鏡”。所有者の過去を視る事が出来る神秘の鏡…。この子も役目を終 … 続きを読む

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闇夜の狼

「…月のない夜に廃工場に現われる狼の様な姿をした悪霊、ねぇ…?」草間は煙草に火を点けて向かって座る一人の男を見つめた。 「えぇ。是非調査をお願いしようと思いまして」 「…こういった仕事にゃ手を出したくはねぇんだがな…」頭 … 続きを読む

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