紗生WR(フェイト編)」カテゴリーアーカイブ

Mind does not change

朝が来た。 普段どおりの穏やかな朝であったが、フェイトにとっては慌ただしいものとなった。 「な、なんで目覚まし鳴らなかったんだ……っ」 目が覚めてスマートフォンへと手を伸ばし、画面で時刻を確認すると、笑えない時間であった … 続きを読む

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Harvest of happiness

「トリック・オア・トリート!」 道を歩く子どもたちがそんな事を言いながら近所を回っている。 ハロウィンの恒例行事であった。 白い布を被りゴーストの仮装をしている子供を尻目に、クレイグは煙草を咥えて歩いている。 世間が季節 … 続きを読む

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Even if far away

朝が来た。 普段通り、穏やかな朝だ。 「……ん、朝か……」 スマートフォンに設定している目覚まし音をトン、と指で押し止めて、クレイグは体をゆっくりと起こした。 まだ無意識に、もう此処にはいない存在の温もりを、探してしまう … 続きを読む

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Hydrangea

ケーブルを差し出したはいいが見覚えのない雰囲気を持ち合わせる青年を前に、クインツァイトは首を傾げた。 「アンタ、新顔さん? ……でもどこかで見たような……ウチの事は、知ってるのよね」 「そんなに変わってないとは思うんだけ … 続きを読む

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Root

「やぁ、おはよう二人共。いい朝だね」 眩しい金髪をパサリと手で払いつつそう言うのは、バルトロメオであった。 ここはホテルのロビーである。 彼に伝えてはいなかったはずなのだが、集合時間の十分前という所で、突然現れたのだ。 … 続きを読む

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Chase

ざわ、と木々がざわめいた。 それがあまり良いものではないと感じたフェイトは、作り物の髪を押さえつつ視線を上げる。 「!!」 宙を舞うものがあった。例のクリプティッドだろうか。動きが早くて目で追うのもやっとというほどだ。 … 続きを読む

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Ambush

一台の車が高速道路を走っていた。  ハンドルを握るのはクレイグである。そして、助手席に座っているのはフェイトだ。  二人とも私服姿だったが、急いでいる様子だ。フェイトは手に資料を持っている。  要するには、任務らしい。 … 続きを読む

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壁の奥のミステリー

カリフォルニア州の某所に、幽霊屋敷と呼ばれ今や観光施設と化している豪邸がある。  世界中のミステリー好きにも広く知られているスポットだ。  その昔、この屋敷の主人である女性が胡散臭い霊媒師の言葉を鵜呑みにし信じきってしま … 続きを読む

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Stray snow

ピピピ、と起床を報せる音が鳴り響いた。ベッドの脇にあるスマートフォンからの音である。  数回繰り返したあと、ベッドからのそりと伸びた腕がそれを止めた。 「…………」  スマートフォンの上に置かれた手は、言葉なくまた上掛け … 続きを読む

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Troublesome flower

カタカタカタ、とキーボードが叩かれる音が部屋に響いた。  クレイグがノートパソコンの前に向かって、真剣な表情で何かを打ち込んでいるのだ。 「クレイ、後どれくらい?」 「ん、あと少し。すぐ終わる」  フェイトが手に何かを持 … 続きを読む

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