01工藤勇太」カテゴリーアーカイブ

◆氷冷と踊るは誰ぞ03

氷の巨人が撒き散らす異常なほどの低温の霧。 それがメキシコの町を氷漬けにするのにさほど時間はかからなかった。 次々に人々は凍り付き、逃げ惑う事など虚しいというばかりに彼らは氷の彫像となる。 氷の巨人……E-43はアリア・ … 続きを読む

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◆氷冷と踊るは誰ぞ02

急速な温度の低温化により氷漬けとなった工場の中をアリア・ジェラーティ(PC8537)と柚葉(NPCA012)は探索していた。 この施設にいるかもしれない懇意にしているアイスの業者を探す為である。 彼との連絡が滞ってからか … 続きを読む

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◆氷冷と踊るは誰ぞ

最近、巷を騒がせている行方不明事件。 やれ怪物を見ただの、巨大な人影を見ただのそんな噂が飛び交っているようだ。 余り綺麗とは言えない事務所の椅子にもたれかかる男の見ている新聞にはでかでかと『また行方不明者、怪物の仕業の噂 … 続きを読む

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■ born free ~後編~ ■

  ――俺には自由などない。     夜の公園で街灯の下、そう告げる銃口に。 俺はもっとショックに狼狽えたり、諦念に後退ったり、冷ややかに現実を傍観するものだと思っていた。 だけど、現実には … 続きを読む

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born free ~前編~

学校帰り、いつものように草間興信所に顔を出すと所長の草間さんに猫を見なかったかと尋ねられた。 興信所が猫捜しなんてやるのかと少し驚く。こう言うと怒られそうだが俺はてっきり草間さんは怪奇現象専門の探偵なのかと思っていたから … 続きを読む

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探偵、捨て子を拾う

人を外見で判断してはいけない、とは言われる。 だが探偵は、人を外見で判断するのが仕事のようなものだ。 今回の依頼人は一見、まっとうな勤め人のようだった。堅い会社の営業サラリーマンで、きっちりとスーツを着こなしている。 妻 … 続きを読む

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Fate & destiny

阿修羅、と呼ばれている。複数の顔を持つ悪魔、という意味合いであるらしい。 確かに、変装はそこそこ得意だ。戦闘行為も、まあ得意な方ではある。 潜入・偵察任務を、そのまま破壊工作・殲滅任務へと移行させるのは、得意中の得意と言 … 続きを読む

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I make nothing of it

彼は自分が迷っていたことに気付いていたのだと勇太は思う――。     普通に暮らしたいと強く願う一方で、自分の力が誰かの役に立つ事があるという現実に、やり甲斐みたいなものを、たぶん少なからず感じていた … 続きを読む

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アパートの隣人が、何かに憑りつかれているかもしれない件

学校の帰り道。 高校生の工藤勇太は、母校の近くのコンビニで顔見知りの老人に声をかけられた。 「ちょうどいいところで会った。実は、勇太くんに頼みたいことがあったんだよ」 言って、彼はコンビニのイートインコーナーの一画に腰を … 続きを読む

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あやかし荘へ、ようこそ

「先を越されちまったな、お前に」 いつもそうだが、この男は、いきなり現れたと言うよりは、いつの間にかそこにいたという感じに声をかけてくる。 「IO2の獲物を横取りとは、やってくれるじゃないか」 「……俺は、何にもしてない … 続きを読む

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