迷宮編」カテゴリーアーカイブ

迷宮編・番外

「ねえ、次の日記は誰の番?」 「次の日記は誰の番だー?」 「だれー?」 「あ、俺」  三日月邸の和室でスガタ、カガミ、社、いよかんさんの三人と一匹はいつも通り和菓子とお茶を楽しんでいた。そんな彼らの最近の楽しみは『交換日 … 続きを読む

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迷宮編・7

―― お前の望みはなんだ?  その声の持ち主は問いかける。  ぼんやりとした輪郭で、俺よりも年齢の高い声色で訊ねてくる。  ゆらり。ゆらりゆらりと漂う影。  だけどそれは問い続ける。 ―― お前の望みはなんだ?  はっと … 続きを読む

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迷宮編・6

道は既に開けている。  ミラーが強制的に靄に開かせた一本道。それは暗闇の中で唯一「進むべき先」と認識出来るものだった。ミラーと彼が抱えたフィギュアは先にその道を歩んで行ってしまう。前回の戦闘によって重症を負ってしまったカ … 続きを読む

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迷宮編・5

「俺、工藤 勇太(くどう ゆうた)。十八歳の現役高校生! 常日頃から『リア充になりたい!!』と恋人持ちのダチに叫ぶ日々を送っているちょっと寂しがり屋の男の子。絶賛恋人募集中!」 「勇太よー、それ誰に言ってんのさ」 「なん … 続きを読む

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迷宮編・4

いつだって考えていた。  いつだって膝を抱えて考えていた。  与えられた部屋は『子供部屋』。  この研究所に居る皆に与えられる無駄な家具の無い共通した部屋。  いつだって考えていた。  研究員の手が俺の頬を優しく包み顔を … 続きを読む

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迷宮編・3

どうか忘れないで。  あなたがここに居る意味を。  どうか覚えていて。  あなたがここに来た意味を。  あなたが夢の世界に求めているものが何なのか決して忘れないでいて。 ■■■■■  俺は目の前で二人の男女を見る。  彼 … 続きを読む

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迷宮編・2

「ミラー、誰かが迷い込んでくるわ」 「<迷い子(まよいご)>だね」 「でも様子が可笑しいの」 「どんな風に?」 「<迷い子>はあたし達のフィールドに本来なら訪れるべき人物ではないわ」 「では『異常』だ」 「……そうね。で … 続きを読む

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迷宮編・1

「ねえ、次の日記は誰の番?」 「次の日記は誰の番だー?」 「だれー?」 「あ、僕だ」  三日月邸の和室でスガタ、カガミ、社、いよかんさんの三人と一匹はいつも通り和菓子とお茶を楽しんでいた。そんな彼らの最近の楽しみは『交換 … 続きを読む

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あの日あの時あの場所で……

「ねえ、次の日記は誰の番?」 「次の日記は誰の番だー?」 「僕じゃないよ~? いよかんさんでしょ?」 「んー、ぼくー……!」  三日月邸の和室でスガタ、カガミ、社、いよかんさんの三人と一匹はいつも通り和菓子とお茶を楽しん … 続きを読む

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