おまけノベル(白神WR)」カテゴリーアーカイブ

ラスベガスーその後ー

豪華ホテルのベットは、改めて見ても大きなものだった。  そもそもベッドルームが室内にあるというだけでも驚きだったのだが、そこに足を踏み込むと余計に高級な雰囲気に飲まれそうになる。 「……ユウタ、そんなとこで足止めるなよ」 … 続きを読む

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そして未来へ

『弦也の娘』 「お、おい! 待てよ! 何なんだよ、お前!」 「フン、アンタ達が絡んで来たのが悪いんでしょ?」 「チィッ、こいつ、能力者かよ!」 「う、うわぁぁぁぁ……ッ!」  夜の公園に響き渡った男達の叫び声。  そんな … 続きを読む

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弦也と志帆

『志帆と弦也の静かな夜』 「勇太クン、泊まっていけば良かったのに……」 「なぁに、あれはあれで気を遣ってくれたんだろうさ」  勇太が訪れたその日の夜。  夕食の並べられた机を挟んで弦也と志帆は静かに話し込んでいた。優はも … 続きを読む

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ヨーハンー懐かしい記憶ー

『懐かしい記憶――ヨーハン でぃれくたーずかっと』 「どういう事です? アイツはただのエージェント志望なんじゃ?」  ユウタ――いや、フェイトを迎えに行って帰った俺に部隊長が告げた、唐突な決定事項。 俺の配属されているG … 続きを読む

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FateーN.Yにてー

『とある年を迎えた日』 「3,2,1.A HAPPY NEW YEAR!!」  割れんばかりの歓声が、ネオン煌めくニューヨーク。  タイムズスクエアで行われる大晦日のカウントダウンと共に、花火が打ち上がる。  道路は何ブ … 続きを読む

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Fateー予告編ー

□■□■エージェント・Fate■□■□ 「失礼します」  室内にノックの音が響き渡り、中からの返事を待たずにドアが開かれた。  黒く伸びた髪と、その服装が数年前の巫女装束から離れた黒いパンツスーツを着た女性、 護凰 凛だ … 続きを読む

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勇太ー17歳予告編ー

『虚無の境界、17歳編』 ~Guilty~ 「―来るな、勇太!」 「草間さん!」  勇太が手を差し伸べるが間に合わない。武彦が光りの渦へ飲み込まれる。 「…草間さんを、何処へ飛ばした…、柴村 百合!」 「…フフフ。焦らな … 続きを読む

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鳳凰の島にて

勇太と凛が神主に用意された部屋へ連れられた時の事。 鬼鮫編。 「…おい、ディテクター」 「何だ?」武彦が勇太を、神主が凛を布団に寝かせた所で 鬼鮫が不意に口を開いた。 「不健全だ」 「は?」 「…まだコイツらは十五歳やそ … 続きを読む

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柴村百合

『眩しすぎる世界』(百合目線)  ―現行時間からおよそ一年前、夏。  時刻は深夜。街を見下ろせるこの建設中の建造物。そして、その頭頂部に、私はいた。 「…(…あれから、もう四年…)」  不意に手を見つめる。この手にはもう … 続きを読む

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叔父さんと一緒

ファミレスにて。 「お待たせしましたー。エビフライ&ハンバーグセットですー」 「…ゎ……」  勇太の目の前に現われた夢のコラボ。それは、エビフライ大好きな勇太 にとっては極上の組み合わせだった。私は勇太のその表情を見ただ … 続きを読む

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