season4(小湊WR)」カテゴリーアーカイブ

フェイト、日本へ一時帰国。そして再び激戦の予兆…

ラグナロクの渦中へ

思っていたより怪我の治りが早いのは、自分の身体が頑健だからではなく、もともと大した怪我ではなかったからだろう、とフェイトは思う。  怪我が治れば、アメリカへ帰らなければならなくなる。無期限の研修が、まだ解除されていないの … 続きを読む

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束の間の休息、動乱の胎動

死体写真である。  人間の死体ではない事を、フェイトは知っている。だが、大量殺人事件の現場写真にも見えてしまう。  何しろ、人間の体型をした生き物の屍が、廃工場のあちこちに散乱しているのだから。その多くは、首を刎ねられて … 続きを読む

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滅びの巫女たち

(あいつが見たら、喜ぶ……かな?)  フェイトはまず、そう思った。 「動画でも撮って、送ってやりたいとこだけど……そんな余裕なさそうだな」  同じ姿をした、7人の少女。まるで鏡を並べたかのようである。  淡く緑色に発光す … 続きを読む

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激戦! 怪人対巨大ロボット

魔法やら何やらが出て来るファンタジー映画は山ほど作っているくせに、妙なところで現実主義から逃れられない。だから「巨大ロボット」という素晴らしい文化が根付かない。  アメリカ人の悪い所だ、と彼は思っている。  日本人のよう … 続きを読む

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聖女に捧ぐ

コンクリートや鉄骨の破片が、銃弾の速度で飛んで来る。  とてつもない怪力で、投げつけられて来る。  投げつけている者たちの姿は、見えない。ただ禍々しい気配だけが伝わって来る。  フェイトは、銃撃で対応するしかなかった。 … 続きを読む

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東京怪談の国へ

 IO2という組織は、一枚岩ではない。  虚無の境界の方が結束は固いのではないか、と思えるほどだ。  特にIO2アメリカ本部とヨーロッパ支部は、犬猿の仲と言ってもいいだろう。どちらがより強い戦力を持つか、子供の如く張り合 … 続きを読む

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鳥葬者の誕生

普段から、営業しているのか潰れているのかわからないような店である。  今は『CLOSED』のプレートが下がっている。  貸し切りである。  客が1人、店主と一緒に、カウンターでグラスを傾けていた。 「相変わらず……商売を … 続きを読む

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解き放たれたもの

「廃棄処分が、どうにも多過ぎる……一体どういう事なのかね?」  所長が言った。  口調は静かである。が、間違いなく激怒している。所員たちには、それがわかった。 「C19から08、B16、11、07、04、A05及び03… … 続きを読む

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ラグナロクへの船出

機内で一眠りしている間に、教官からメールが届いていた。 「お……生まれるのか、いよいよ」  スマートフォンの画面の中で、教官の妻である女性が、大きなお腹を撫でながら微笑んでいる。  生まれる赤ん坊の性別くらいは医者に訊け … 続きを読む

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破滅の少年

悲鳴を上げながら、ガラス窓に頭突きをしている少年がいる。真紅の飛沫が、ガラスの破片と一緒に飛び散った。 同じく悲鳴を上げながら、金属バットでガスガスと殴り合っている少年たちがいる。 あの時の父と同じ悲鳴だ、と勇太は思った … 続きを読む

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