紗生WR(フェイト編)」カテゴリーアーカイブ

restart

潮風が頬を擽った。  マサチューセッツ州、ケープコッド。  玄関口の港町からは少し離れた距離に位置する、海を一望できる小高い丘の上に、その墓地があった。  綺麗に整理された芝生を足元に、その地を訪れたのはクレイグだ。   … 続きを読む

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goes back 4

「ナイトウォーカー、君、昨日寝てないんだろう? 少し休んだらどうだい」 「……まだ大丈夫だ」  クレイグは現在、一つの個室内にいた。IO2本部の隣に併設されている病院である。最近新設されたもので医療機器も最先端のものが揃 … 続きを読む

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goes back 3

 ピリ、と空気が張り詰めたような感じがした。  強烈な気配で思わずクレイグの鞄の中に身体を引っ込めてしまったフェイトであったが、直後に猫ヒゲが反応してまた上を向く。鞄の蓋が閉じたままなので視覚での確認は出来なかったが、強 … 続きを読む

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goes back 2

「クレイグ、ミントちゃん、朝よ。起きて」  優しい声がフェイトの頭上に降り注いだ。眠っていたのかと自覚して、うっすらと瞳を開ける。  直後、視界がおかしいと思った。  目線が自分の知るものではない。 「ニャー」  あれ、 … 続きを読む

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goes back

更衣室というものは案外厄介である。  個々に与えられたロッカーの前、同性同士、何の気兼ねもないはずなのだが、時にはその着替えに気を使わなくてはならない事もあるのだ。 「…………」  自分のロッカー内の鏡の前で、眉根を寄せ … 続きを読む

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fascination blue

「なぁ、これって海軍の仕事なんじゃねぇの?」 「いや、『出る』んだって。だから、こっちの仕事」  太陽の光が水面に反射してキラキラとしている。その上を一つの小型船が移動していた。  海の上は地上より少しは涼しいかと思った … 続きを読む

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Dazzle of summer

北大西洋に位置するバミューダ諸島。イギリスの領土であるその土地は、魔の海域を持つことで世界的にも有名である。  首都をハミルトンとし、世界遺産となっているセント・ジョージなどはリゾート地としても人気が高い。 「任務完了っ … 続きを読む

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Afterglow

「クレイ、次はあれ行こう!」  ぐいぐいとクレイグの腕を引っ張りながらそう言うのは、フェイトだった。  まるで子供に帰ったかのような笑顔だ。  クレイグはそんなフェイトの勢いに完全に飲まれる形になりながら、彼の後を追った … 続きを読む

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flood of light

眠らない街、ラスベガス。  クレイグが旅行先に選んだ地はカジノの街で世界的に有名な場所だった。 「……ほんとに来ちゃうしさぁ……」  意気揚々としているクレイグの隣でそう零すのは彼に同行したフェイトだ。  ギリギリまで「 … 続きを読む

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distance

メトロを使っての移動を終えて、フェイトは今クレイグのアパートを訪れていた。  電話で伝えたとおりなのだが、彼の部屋の前でインターフォンに指を伸ばしたまま、その動きが止まっている。 「…………」  フェイトの表情は決して明 … 続きを読む

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