小湊拓也WR(フェイト編)」カテゴリーアーカイブ

探偵、現る

アリゾナ州で、地震が起こった。  人死にが出るような地震ではなかった。が、地形は少しだけ変わった。  グランド・キャニオン大峡谷に、ピラミッドが出現したのである。  メソアメリカ文明風の、神殿ピラミッドである。地中にあっ … 続きを読む

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狼は吼え、猟人は潜む。そして楽聖は歌う。

「止めてくれ」  ニコラウス・ロートシルトが言うと、老執事は黙って車を停止させてくれた。  運転手が龍臣であれば、止めてはくれなかっただろう。彼は、危険があると判断すれば平然と主の命令を無視する。  だが、この老執事は違 … 続きを読む

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狼狩り

いつ頃から、であろうか。人間が、犬にしか見えなくなったのは。  もちろん犬は可愛い。テリアも、スパニエルも、ダックスも柴犬も、プードルも、シェパードやマスティフ、雑種の野良も皆、愛すべき生き物たちである。  だが、人間の … 続きを読む

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戦いの犬たち、日本に集う

犬の散歩をしている。と言うよりも、犬たちに引きずり回されている。  何本ものリードを手放さずにいるのが、八瀬葵は精一杯だった。  テリア、トイプードル、チワワ、柴犬、スピッツにパグ。ミニチュアダックス。  様々な飼い犬た … 続きを読む

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いと高き処、神に栄光あれ

人を、音でしか判断出来ない。それでは駄目なんだ。  遠い昔、そんな事を誰かに言われたような気がする。  夢の中で言われた、のかも知れない。夢なら、すぐに忘れてしまいそうなものではあるが。  何にせよ、他人を判断するには『 … 続きを読む

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面接

かなり古い建物を買い取ったのか、あるいは古めかしく造ってあるのか、八瀬葵には判断がつかなかった。  とにかく、年代がかった雰囲気の喫茶店である。 「どうでしょう。お金をいただいても良いレベルに、達していますか?」  店の … 続きを読む

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破滅の歌

 あれは、とても音楽などと呼べるものではなかった。  獣の咆哮にも似た、無秩序で凶暴な音。  苦しみの音であり、憎しみの音であった。  それを、あの緑眼の青年は、信じ難いほど強い自制心で抑え込んでいた。  抑え込まれてい … 続きを読む

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アムドゥキアス

何かを作り出して顕示したい、という欲求は、人間誰もが多かれ少なかれ秘めているものだ。  八瀬葵は、そう思っている。  それが人によって、文章であったり絵画であったり、小説であったり漫画であったりする。  葵の場合は、音楽 … 続きを読む

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イケメンハンター、破滅との出会い

「君、ちょっと」  声をかけられた。  ナンパ、ではない。そこに立っていたのは、厳つい2人組の警官である。 「さっきから何やってるのかな。この辺、路上勧誘は禁止って事になってるんだけど」 「えっ……と、ただのビラ配りなん … 続きを読む

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イケメンハンター・聖剣の舞い

この年まで生きて、ようやく知った事がある。  人間の肉が意外に美味い、という事だ。少なくともゴキブリや野良猫よりは、ずっとマシだ。 「脂ばっかり出てきやがる……ぶくぶく肥りやがって、いいもん食ってやがんなああ。わしが飢え … 続きを読む

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