カガミからの手紙

【件名】ばーか(笑)
【差出人】カガミ

 勇太へ。

 何改めて手紙なんて……、本気でびっくりしただろうが!
 んー、この間の話な。
 お前の友人らに突っつかれていた時のアレはただの悪戯だ。
 可愛い可愛い男の子(笑)でも行ってやってもよかったけど、それじゃ今後の生活がまずいだろ。基本的に案内人は<迷い子>の人生狂わしちゃダメだからさ。
 まあ、友人らに逢わせろって言われたらまたあの姿になってやるし、それが嫌なら適当に別れたとか言っとけば? ただし、お前また彼女居ない歴追加されっけどな(にやり)

 別に男女なんて俺にはどうでもいいし、お前がどういう気持ちだったのかも知ってるから気にすんなよ。
 貰った時計だけどお前と逢う時は付けていく。同じ時間を過ごしている間だけでも時計に時を刻んでもらえたら嬉しいよな。俺もお前が俺を必要としてくれる限りは傍にいて見守りたい。

 お前が幸せになれるよう、心から祈ってる。

 カガミ

カテゴリー: 01工藤勇太, カガミからの手紙, 蒼木裕WR(勇太編) パーマリンク