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- 東京怪談-Fate- に 匿名 より
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「01工藤勇太」カテゴリーアーカイブ
デリケートな関係
1. 工藤・勇太(くどう・ゆうた)は、今困っていた。 大音量のブザーを鳴らして開いた扉の奥に所長の姿はなく、いるのはその妹・草間零(くさま・れい)だった。 すっかり日も落ちた真冬の草間興信所で、勇太は凍るようにただ … 続きを読む
人間嫌いの追憶
典型的なモンスター・ペイシェントであった。 「ここって刑務所かよ! 飯は不味いし看護婦は愛想ねえし!」 ベッド上で喚いているのは、20代半ばと思われる女性患者だ。 医師やナースが辟易しながらなだめているが、この手の患 … 続きを読む
カテゴリー: 01工藤勇太, 小湊拓也WR(勇太編)
誰かがいる街へ
瓦礫と化した高層ビルの窓から、小魚の大群がのんびりと出入りしている。 ひび割れたアスファルトからは、海藻が伸び放題に生えてゆらめき、タコやヒトデや甲殻類の蠢く様を見え隠れさせている。 巨大なホオジロザメが、傍らを通過 … 続きを読む
カテゴリー: 01工藤勇太, 小湊拓也WR(勇太編)
真夏の昼の夢
叩き付けるような暑さだった。 激しい蝉の声が、それに拍車をかけている。 体力が汗と一緒に流れ出してしまいそうな猛暑の中、しかし工藤勇太の心は弾んでいた。 「暑いなあ……よしよし、思った以上の暑さだ」 今日が、近年稀 … 続きを読む
カテゴリー: 01工藤勇太, 小湊拓也WR(勇太編)
小さなともだち
柚葉の頭で一瞬、ほんの一瞬だけ、狐の耳がピンと立った。天王寺綾には、そのように見えた。 「聞こえる……」 「何がやねん」 「誰かが……ボクの仲間が、助けを求めてる……」 そんな事を言いながら、柚葉はすでに駆け出していた … 続きを読む
カテゴリー: 01工藤勇太, 小湊拓也WR(勇太編)
脱出者たち(1)
教会。いや、大聖堂とも呼ぶべき荘厳さである。 高い天井を支える無数の石柱には、天使や聖人の像が彫り込まれている。 そんな聖堂の広い回廊を、工藤勇太は1人とぼとぼと歩いていた。 「え……っと、ここって夢の中?」 自分 … 続きを読む
カテゴリー: 01工藤勇太, 小湊拓也WR(勇太編)
魔女狩りの時代
群集心理が、悪い方向へと暴走してしまった結果だろう。 そこへ権力者や教会の思惑が絡み、最終的には誰にも止められなくなってしまったに違いない。 それが中世の「魔女狩り」であると、弥生・ハスロは思っている。 迷信深い時 … 続きを読む
カテゴリー: 01工藤勇太, 小湊拓也WR(勇太編)
アウトブレイク狂想曲
その日、草間興信所にやって来たのは中年の男性であった。 困ったような顔を隠しもせず、汗を拭くためのハンカチを忙しなく動かしていた。 「で、ご依頼と言うのは?」 武彦が話を進めると、依頼主は呻くように言う。 「とあるモノの … 続きを読む
悪魔事件
路地の奥まった場所にある、暗がりのプールバー。 タバコの煙で店内が霞み、ビリヤードの音がカツンカツンと響く。 そんな雰囲気たっぷりのバーにあるカウンターで、武彦はタバコを燻らせていた。 薄い水割りをチビチビと飲んで … 続きを読む
限界勝負inドリーム4
ああ、これは夢だ。 唐突に理解する。 ぼやけた景色にハッキリしない感覚。 それを理解したと同時に、夢だということがわかった。 にも拘らず目は覚めず、更に奇妙なことに景色にかかっていたモヤが晴れ、そして感覚もハッキ … 続きを読む