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「01工藤勇太」カテゴリーアーカイブ
【SOl】Fate of the Hero
工藤勇太(くどう・ゆうた)は、一人午後の街を歩いていた。 春の日差しが心地よい、平和な午後。 ただ、この季節の、この時間帯の、この場所にしては、妙に人通りが少ないのが少しだけ気になった。 その平和は、突然に破られた … 続きを読む
朱華の手袋
背中にまだ日の暖かさを感じながら、ドア一枚向こうの小暗い空気へ踏み込む。 アンティークショップ・レンへ日の光は入って来ない。 骨董品は凶暴な紫外線を浴びると劣化を免れることはできず、また、光りの洗礼を嫌うものが集まっ … 続きを読む
ピアノ葬送曲
<無題>の記事がある。 私は、古の時代から、そのお屋敷の大きな部屋の真ん中に住んでおりました。天井がとても高く、窓はステンドグラスで飾られて、太陽の光はいつでも眩しく私を照らしていました。 私はピアノです。そのお屋敷 … 続きを読む
第一次東京異界戦争鏖(みなごろし)編
○プロローグ 東京駅地下、過去に多くの人間の血を吸いヴァンパイア化してきた無限女王。女王に恨みを持ったヴァンパイアたちが列車を占拠してやってきた。女王を殺すために。ヴァンパイアたちの数は数百。尋常ではない戦闘能力で女王の … 続きを読む
D・A・N ~Second~
その日、何となくぶらぶらと街を歩いていた工藤勇太は、つい先日見知った人物を見かけて声を上げた。 「あ、えーと――カイ!」 咄嗟に名前を呼び捨てたのだが、当人に許可をとっていなかったことに遅ればせながら気付く。とはいえ名 … 続きを読む
D・A・N ~First~
(んー…どうすっかなー…) 工藤勇太は思案していた。 どこにでもあるような街の裏路地。その壁に背を預けるような格好で、眼前のいかにもな不良を見遣る。 さっきからどこかで聞いたような陳腐な悪役の台詞ばかり口にしている … 続きを読む
其々の出発
ピロリロリ・・・ピロロ 「はい。工藤です」 昨夜買ったばかりのゲームを片手に工藤勇太(くどうゆうた)が電話にでる。 『肥前唐津に幽霊船の討伐に行ってくれ』 「ヤダ」 草間武彦からの仕事の電話のようだが、勇太は一言返事をす … 続きを読む
鬼ごっこ
◆追う者と追われる者 月光が朽ちた建物を怪しく浮き立たせている。 不気味な静寂を保つ廃墟には昼夜問わず人の気配はほとんどない。 しかし何故か――地元住民ですら近づかないこの区域に、高い靴音が響いていた。 (だから、何でこ … 続きを読む
実録!三下さんの華麗なる受難
「うぎゃああぁぁぁぁぁぁ~~~~~ッ!!」 少年の絶鳴が鍾乳洞中に響き渡る。 鋭い叫声は空間を切り裂き、己が耳も破壊せんとする勢いで鳴り響いた。 「嫌だ嫌だ、い・や・だ。嫌だぁーーー!!」 ふるふると頭を振り、後ず … 続きを読む