白神怜司WR(勇太編)」カテゴリーアーカイブ

sinfonia.1 ■ 再会

――東京。  相変わらずの錆びれた階段を駆け上がる、学校のブレザーに身を包んだ黒髪の少年。髪は揺れ、緑色の独特な色を纏った瞳で見据えた先、半透明のスモークガラスには“草間興信所”と書かれたシールが貼ってある。どう考えても … 続きを読む

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護凰の名

武彦に連れられた凛と勇太はエストの待つ広間へと足を踏み入れた。エストと向かい合う様に座布団がそこには敷かれている。そして、両者の横に神主が座り込んでいた。 「天使様、お待たせ致しました」 「いえ、大変な戦いでしたからね。 … 続きを読む

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終幕

「勇太、ここからが本番です。悪魔の力は消せますが、直接的な攻撃は私には出来ません…」凛が口を開く。 「あぁ、解ってる」勇太が再び手を翳す。「“精神汚染”≪サイコジャミング≫…!」 『ぐ…ぬおぉ…』悪魔がよろめく。『煩わし … 続きを読む

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巫女の決意

「…それはこっちのセリフだがな」武彦が小さく笑って振り返る。  聞き覚えのある声に、思わず勇太も振り返る。黒いコートにサングラス。独特の白い柄をした刀を携えた男が部下を四名引き連れて立っていた。 「…っ! お、お、鬼鮫! … 続きを読む

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天使と悪魔

「自己紹介が遅れてしまいましたね。護凰の巫女、凛。人とは異なる能力を持つ少年、勇太。私の名はエスト」  金髪に真っ白な服と翼。間違いなく書物と同じく、その姿は正に天使そのものだった。勇太は真っ直ぐエストと名乗る天使を見つ … 続きを読む

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天使と巫女

「…(…ど、どどど、どうしよう~…っ!)」  凛から唐突に求婚をされるなど、誰が想像出来ただろうか。勇太はあまりに唐突な出来事に顔を真っ赤にしながら困っている。武彦にとって、この光景は普段なら大笑い出来る内容だと言うにも … 続きを読む

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灰色の翼―Ⅲ

朝陽を背に浴びながら、勇太と武彦は神社へと向かって歩いていた。勇太の耳には相変わらずの物悲しい歌声が聴こえて来る。 「そういえば草間さんも不思議な夢を見たって言ってましたよね?」勇太は思い出したかの様に尋ねた。「どんな内 … 続きを読む

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灰色の翼―Ⅱ

「…ここがさっきのお婆さんの言ってた神社かな?」  山の中をひたすらに続く階段を抜けた先、ひっそりと佇む由緒ある神社が勇太の眼前に広がった。広々とした境内が夕陽で紅く染められている。もう既に夕刻。真っ暗になってしまえば薄 … 続きを読む

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灰色の翼-Ⅰ

草間興信所。依頼がある度に色々な能力者と出会っているという武彦の元には次々と依頼が舞い込んでいた。ある者は危険な、ある者はくだらない内容。そんな中でも群を抜いて依頼が多い怪奇現象の類に武彦は頭を抱えて悩んでいた。そんな折 … 続きを読む

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危険因子

大浴場から武彦が戻っている最中、丁度逆側の通路から主人が歩いてきた。 「おはようございます、草間様。昨日はよく眠られましたか?」作り笑いを浮かべて丁寧に対応をする。 「えぇ、おかげ様で。ただ、連れの男の子が昨夜は部屋に戻 … 続きを読む

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