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- 東京怪談-Fate- に 匿名 より
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「蒼木裕WR(勇太編)」カテゴリーアーカイブ
始まりの音5
「新たな能力者だ! なんて素晴らしい!」 研究員が感極まって叫ぶ。 俺とは違う新たな能力者が見つかって嬉しいと全身で表現し、笑顔を浮かべていた。カガミすら標的に入れやがった初老の研究員を俺は睨み付ける。彼の前には能力 … 続きを読む
カテゴリー: 01工藤勇太, 始まりの音, 蒼木裕WR(勇太編)
始まりの音4
「俺はお前を写す<鏡>。さあ、この瞳を覗きお前の心の中で『俺』を確固たる存在として認めろ」 青年はそう口にした。 俺はその瞳を――黒と蒼のヘテロクロミアを見返して……そこに『過去の自分』が写り込んでいる事に涙を零した … 続きを読む
カテゴリー: 01工藤勇太, 始まりの音, 蒼木裕WR(勇太編)
始まりの音3
此処は病院。 『あの人』が入院している精神病棟。俺は笑う。笑ってなきゃやってられない。だって俺はパンドラの箱の奥に隠されていた『希望』を探さなきゃいけない。その為に逢いに来たんだ。その為にここに居るんだ。 今回の一件 … 続きを読む
カテゴリー: 01工藤勇太, 始まりの音, 蒼木裕WR(勇太編)
始まりの音2
『『<迷い子>、どうか、良い選択を』』 呆然とした俺の耳に入ってきたスガタとカガミの言葉。 しかし既に意識が白み始めていた俺の耳にはその言葉は重く、そして遠かった。必死に己の身体を支え、気を奮い立たせるので精一杯。カ … 続きを読む
カテゴリー: 01工藤勇太, 始まりの音, 蒼木裕WR(勇太編)
始まりの音
それは友人達と下校中の事。 「――え、まさか……カガミ?」 「よ。やっと出てきたか」 学校の正門付近にて一人の青年が片手を挙げ、俺に声を掛けてくる。この物騒な世の中、正門には警備員が立っており学校は不審者が入らぬよう警 … 続きを読む
カテゴリー: 01工藤勇太, 始まりの音, 蒼木裕WR(勇太編)
迷宮編・番外
「ねえ、次の日記は誰の番?」 「次の日記は誰の番だー?」 「だれー?」 「あ、俺」 三日月邸の和室でスガタ、カガミ、社、いよかんさんの三人と一匹はいつも通り和菓子とお茶を楽しんでいた。そんな彼らの最近の楽しみは『交換日 … 続きを読む
カテゴリー: 01工藤勇太, 蒼木裕WR(勇太編), 迷宮編
迷宮編・7
―― お前の望みはなんだ? その声の持ち主は問いかける。 ぼんやりとした輪郭で、俺よりも年齢の高い声色で訊ねてくる。 ゆらり。ゆらりゆらりと漂う影。 だけどそれは問い続ける。 ―― お前の望みはなんだ? はっと … 続きを読む
カテゴリー: 01工藤勇太, 蒼木裕WR(勇太編), 迷宮編
迷宮編・6
道は既に開けている。 ミラーが強制的に靄に開かせた一本道。それは暗闇の中で唯一「進むべき先」と認識出来るものだった。ミラーと彼が抱えたフィギュアは先にその道を歩んで行ってしまう。前回の戦闘によって重症を負ってしまったカ … 続きを読む
カテゴリー: 01工藤勇太, 蒼木裕WR(勇太編), 迷宮編
迷宮編・5
「俺、工藤 勇太(くどう ゆうた)。十八歳の現役高校生! 常日頃から『リア充になりたい!!』と恋人持ちのダチに叫ぶ日々を送っているちょっと寂しがり屋の男の子。絶賛恋人募集中!」 「勇太よー、それ誰に言ってんのさ」 「なん … 続きを読む
カテゴリー: 01工藤勇太, 蒼木裕WR(勇太編), 迷宮編
迷宮編・4
いつだって考えていた。 いつだって膝を抱えて考えていた。 与えられた部屋は『子供部屋』。 この研究所に居る皆に与えられる無駄な家具の無い共通した部屋。 いつだって考えていた。 研究員の手が俺の頬を優しく包み顔を … 続きを読む
カテゴリー: 01工藤勇太, 蒼木裕WR(勇太編), 迷宮編