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「01工藤勇太」カテゴリーアーカイブ
第10夜 仮面の下の素顔
午後11時23分。 それは聖祭の後夜祭の時。かの生徒会室での話し合いが終わった直後にまで話は遡る。 カーテンがなびいた先にいた黒鳥の少女に、勇太は笑顔でヘアピンを差し出すと、彼女は手を伸ばすのをためらっている様子に見 … 続きを読む
第9夜 最後の秘宝
午後9時5分。 後夜祭は和やかな雰囲気が漂っていた。 中庭には木が組まれ、火がくべられる。火の粉がパチパチと飛び散り、その音に合わせて、一組、また一組と火の周りで踊り始める。 音楽科の生徒達も発表の時の重厚な音楽か … 続きを読む
一番星にはまだ遠い
もうそろそろ後夜祭が始まる。 気付けば随分と暗くなっていた。まだくべられてはいないが、組み木に火を付けられるのももうすぐだろう。 工藤勇太は「ふう……」と溜息を吐きつつ、ふと中庭の端に目をやると、聖栞がのんびりと歩い … 続きを読む
もうすぐ夜が来る
まだうっすらと日は残っているが、やがて夜の闇が来るであろう、そんな黄昏とも言うべき時間。 そんな空の下、中庭にはカラカラと聖祭の実行委員が持ってきた木が積まれていた。夜になると同時に火をくべ、後夜祭が始まるのだ。 工 … 続きを読む
幕間の出来事
化粧を落とす間もなかったのか、楠木えりかは普段のぼんやりとした印象から一転、やけに見栄えのする顔立ちをしていた。もっとも、舞台化粧は遠目から判別できないと駄目なので、ぼんやりした顔立ちで舞台に建てる訳がないのだが。 ま … 続きを読む
第8夜 祭りの一幕
午前7時10分。 聖祭の来客時間は9時30分から。 学園生徒達は当然それまでに用意を終えておかないといけない。 「おはようございまーす!!」 工藤勇太はそんな最終準備に取り掛かる生徒達をすり抜けて、何とか新聞部部室 … 続きを読む
突撃! 隣の副会長!!
早朝とも言うべき時間帯。 まだ生徒達の登校時刻まで余裕があり、歩いている生徒のほとんどは聖祭の準備を務めているどこかの学科の責任者達だ。 その人気のほとんどない校内を、工藤勇太は走っていた。 「おはようございまーす! … 続きを読む
ここではないどこかに
ダンスフロアは、つい数時間前の物々しさはなく、ただ真っ暗で天井を見上げれば天窓からわずかな星明かりが落ちてくるだけだった。 そこに移動した工藤勇太と海棠秋也は辺りを見回した。 勇太は耳を澄ませるが、あれだけうるさい程 … 続きを読む